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掲示板:審判部より

フェアプレーワッペンの取り扱い

名前:審判部部長:千葉日付:2019/07/01 09:24:54

審判員、審判指導者 各位

すでにJFAより配信済みですがブロック大会でもフェアプレーワッペンを廃止します。リスペクトワッペンは継続で右側にお願いします。


以下JFAからのメールを全文掲載いたします。

平素より大変お世話になっております。日本サッカー協会です。
標題の件につきまして、お知らせがございます。

これまで本協会では、FIFA フェアプレーの精神を理解し、あらゆる面でフェアな行動を心がけることの象徴として、FIFA フェアプレー旗の掲揚等を行ってまいりました。
しかしながら、この度、FIFA より FIFA Fair Play 及び My Game is Fair Play の使用を取りやめる旨の通達がありました。
これを受けて本協会としては、競技会等での FIFA Fair Play の運用を取りやめることとし、審判員に関わることとしまして、FIFAフェアプレーワッペンの運用を下記の通りとさせていただきます。

◆FIFAフェアプレーワッペンの審判服への表示について◆
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対象 :2019年 6月1日以降の競技会にて順次対応(2020年3月末日を目処とする)
運用 :FIFAフェアプレーワッペンの表示取りやめ
    ただし、表示取りやめの適切なタイミングは、各地域・都道府県サッカー協会および
    競技会等のご事情に合わせて、ご判断いただきます。
    表示の判断に迷った場合は、担当する試合の運営主催者等へご確認をお願いします。
その他:FIFAフェアプレーワッペンに代わるワッペンの制作予定はございません。
    「リスペクトワッペン」の運用変更はございません。引き続き表示をお願いします。
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※本運用は、2019年5月31日に地域・都道府県サッカー協会・各種連盟等へ発信された文書より一部改訂しております。(改訂文書は2019年6月7日に再発信済み)
既に所属のサッカー協会や各種連盟から通知を受けている皆様は、上記内容に改訂されておりますのでご注意ください。

なお、JFA主催競技会については、原則として取り外しをお願い申し上げます。
対象競技会:天皇杯JFA全日本選手権大会、明治安田生命J1リーグ・J2リーグ・J3リーグ、YBCルヴァンカップ、JFL、プレナスなでしこリーグ・チャレンジリーグ、高円宮杯JFAU-18プレミアリーグ 等

また、本件はあくまでもFIFAフェアプレーワッペンの運用についてのご案内であり、フットボールにおけるフェアプレーの精神を否定するものではございません。


<補足:本運用の判断に至った経緯>
従来よりFIFAフェアプレーワッペンについて、JFA審判委員会では審判服への表示を推奨していましたが、あくまでも任意のご判断としておりました。
この度、FIFAからの通達を受けまして、以下の経緯で関係者へ案内させていただくことといたしました。

1. 2018年度開催のFIFA総会において、新しいFIFA宣言として “Living Football” が発表された。
2. FIFAより2019年4月25日発信にて、“Living Football”マークのフラッグを使用すること、及びこれまで使っていた旧FIFA宣言 “For the Game, For the World” や “My Game is Fair Play” 等を使用した印刷物・デジタル教材を使用しない旨通達された。
3. JFA事務局からFIFAにFIFAフェアプレーワッペンについての使用を確認したところ、上記印刷物・デジタル教材同様に使用しない旨の要請を受けた。
4. 上記を鑑み、日本国内においてFIFAフェアプレーワッペンの審判服への表示を取りやめることを、全国の審判関係者にお伝えすることとした。

以上、宜しくお願い申し上げます。